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Clostridioides (Clostridium) difficile は、芽胞産生のグラム陽性嫌気性桿菌であり、健康成人の 10%程度の腸管に定着(colonization)している[文献 3 ]。Clostridioides (Clostridium) difficile 感染症(CDI)は病院や老人介護施設等において下痢症を引き起こす主要な医療関連感染症であることに加えて、最近では、市中でも感染を引き起こすことが示唆されている[文献 4 ]。
日本における観察研究では、10,000 患者入院日数あたりの CDI 罹患率は 0.8 ~ 4.7、1,000 入院あたりの有病率は 0.3 ~ 5.5 と示されている[文献 5 ]。毒素培養検査および nucleic acid amplification test(NAAT)法を用いて行った多施設前向き研究(12 施設 20 病棟)では、10,000 患者入院日数あたりの CDI 罹患率は 7.4、ICU 病棟では 22.2 と、既存報告より罹患率が高く、ICU 病棟ではとリスクが高いことが示唆された[文献 6 ]。検体の採取、検査方法、再燃の定義、諸外国との比較には平均入院日数の違い、などの影響を考慮する必要がある。2019 年より、J-SIPHE(感染対策連携共通プラットフォーム)にて、CDI の動向調査を開始した。検体採取定義および検査方法を選択し明確にし、情報を収集している。

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