AMR(薬剤耐性)とワンヘルスの理解を深める統計情報サイト
データ元
動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)
http://www.maff.go.jp/nval/yakuzai/yakuzai_p3.html
2011 年から 2017 年に連鎖球菌症に対する効能を持つ 4 薬剤を対象に調査を行った。耐性率は、0.0%から 92.6%でリンコマイシン(LCM)に対する耐性率が最も高かった。一方で、エリスロマイシン(EM)に対しては耐性率が 10%以下 に維持されていた。フロルフェニコール(FF)については二峰性の MIC 分布を示さず、耐性率を求めることが出来なかったが、全ての株で低い MIC 値(MIC≦ 4μg/ml)が認められたため、感受性が維持されていると考えられる。
連鎖球菌症原因菌 Lactococcus garvieae の耐性率の推移(%)[動物耐性率](06101.xlsx)
*1: FF についても調査対象としているが、 BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。
*2: 2016 年までぶり類由来株のみを対象にしていたが、2017 年からは海産魚由来株を対象としている。