AMR(薬剤耐性)とワンヘルスの理解を深める統計情報サイト
データ元
動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)
http://www.maff.go.jp/nval/yakuzai/yakuzai_p3.html
2011 年から 2015 年に 8 薬剤を対象に調査を行った。2015 年は、豚由来株で、ストレプトマイシン(SM)、テトラサイクリン(TC)、ナリジクス酸(NA)及びシプロフロキサシン(CPFX)に対して 50%を超える耐性が認められた。一方、アンピシリン(ABPC)に対する耐性率は 10%未満で、クロラムフェニコール(CP)に対する耐性は認められなかった。ヒトの医療で重要なCRFXに対する耐性率は 57.9%であった。
健康家畜由来のCampylobacter coliの耐性菌の推移(%)[動物耐性率](04601.xlsx)
* GM についても調査対象としているが、 BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。 † CLSI に規定された BP。