AMR(薬剤耐性)とワンヘルスの理解を深める統計情報サイト
データ元
動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)
http://www.maff.go.jp/nval/yakuzai/yakuzai_p3.html
2011 年から 2015 年に 8 薬剤を対象に調査を行った。2015 年は、採卵鶏由来株ではアンピシリン(ABPC)、牛及び肉用鶏由来株ではテトラサイクリン(TC)に対して 40%を超える耐性が認められた。一方、ストレプトマイシン(SM)に対する耐性率は 5%未満で、エリスロマイシン(EM)及びクロラムフェニコール(CP)に対する耐性は認められなかった。ヒトの医療で重要なシプロフロキサシン(CPFX)に対する耐性率は 16.1~35.6%であった。
健康家畜由来のCampylobacter jejuniの耐性率の推移(%)[動物耐性率](04501.xlsx)
* GM についても調査対象としているが、 BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。 † CLSI に規定された BP。