AMR(薬剤耐性)とワンヘルスの理解を深める統計情報サイト
データ元
動物由来薬剤耐性菌モニタリング(JVARM)
http://www.maff.go.jp/nval/yakuzai/yakuzai_p3.html
2011 年から 2017 年に 8 薬剤を対象に調査を行った。2017 年の豚由来株では、アンピシリン(ABPC)及びテトラサイクリン(TC)に対しては 50%を超える耐性が認められた。また、全ての薬剤において、豚由来株で牛及び鶏由来株に比べて高い耐性率が認められた。ヒトの医療で重要なシプロフロキサシン(CPFX)に対する耐性率は、豚由来株では 8.2%、牛及び鶏由来株では 4%未満であった。
病性鑑定材料から分離されたStaphylococcus aureusの耐性率の推移(%)[動物耐性率](04301.xlsx)
* NA についても調査対象としているが、 BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。 † CLSI に規定された BP。